キューアンドエー株式会社
代表取締役社長 金川 裕一

早稲田大学卒。1982年(株)横河電機製作所(現:横河電機)入社。オフィス機器営業部に配属。また新事業企画室で約20社の新会社設立に関わる。一方、労働組合で書記長なども歴任。
営業企画室を経て、1996年、企業内ベンチャー制度にて、横河マルチメディア(株)設立、代表取締役社長に就任。現在事業統合、商号変更を経た、キューアンドエー株式会社の代表取締役社長を務める。
企業発ベンチャー協議会理事。
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経営者が経営する上でよく言われる大事なこと、そして基本的なこととして
1.目標を掲げる
2.方策を考える
3.言葉で伝える
の3つが上げられます。
会社をどの方向に持っていくのか、そしてそれをどのように実現していくのか、ということを考えるのは経営者にとって当たり前のことです。しかし、それを利害関係者に伝えていくことの重要性は軽視されがちです。
とかく、過去に話したことや決めたことを人間は忘れがちですし、振り返ってレビューすることを怠ってしまいます。
私が物事を伝える際に一番気をつけていることは、様々な場面において常に同じメッセージを繰り返し発信するということです。
目標を決め、その方策を発表した後に、そのことをとにかく反復連打するのです。過去にどんなメッセージを発信したかも必ずチェックします。
聞き手の立場からすれば、経営者のメッセージが聞くたびに違っていては、信用・信頼ができませんし、どこに自分たちは向かっていくのか分からなくなってしまいます。
私は社員に向けて、会社の状況や方針などをメールで毎週発信しています。すでに300回を超え、5年以上続けています。
また、毎月必ず取締役会などで経営の報告を行い、四半期ごとに決算概況の説明を行います。年の初めや年度の初めにも、社内に向けてその年や年度の目標などを伝えています。
しかし、これだけ言葉で語り続けても、残念ながらまだまだ社員に目標や方針などが浸透しているとは言い切れません。
経営者にとって最大の労力は、人に対してメッセージを伝え続けることなのかもしれません。
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