愛知淑徳大学
ビジネス学部・研究科
真田 幸光 教授

1957年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、東京銀行入行。1998年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所・助教授。2004年4月より現職。
著書に「アジアの国、日本」など多数。また、NHKクローズアップ現代などTV・ラジオ出演、論文・雑誌寄稿、講演をマルチにこなす、現代の辻説法師。
信条は、最小の効果を挙げる為に最大の努力を惜しまぬ人間たれ。
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韓国の方々とたくさんお話をしていると皆さん、バイタリティーがあり、元気な様子の中にも、やはり多くの心配があるようです。
皆さんとお話をすればするほど、実は不安が募っているようです。
そしてその上でまた、私と同年代の人たちの中には、
「こうした状況にも拘わらず、若い人々は情勢に対して無関心で、刹那的な享楽を求める傾向が強い。一方社会のリーダーたちは、自らの利益のみを追い求め、お金至上主義に陥り、社会全体、庶民のことを考えていない。」
と、韓国社会の根源的な問題を危惧する声が大変強いです。
隣国・韓国の現状を見ていると、私にとっては、
「正に我が国・日本が抱える現状を鏡に映しているようである。」
と感じられます。
日韓共に、ここで庶民が立ち上がらないと、国家が潰れるまでには至らないものの、世界に於ける相対的な地位は低下するのではないか、そんな強い危惧を私は感じております。
尚、庶民の動きの中で少し面白いなと感じたお話には、
「韓国の一般庶民の中に、再び日本語ブームが起こる兆しがある。」
との点でありました。
最近では、日本語より英語を勉強する人が増え、日本語熱は完全に下火であると聞いていた中で、韓国国内には再び日本語熱が復活しているとの話であり、そうした話の中で、
「日本語を勉強して、自分の町内で低学年の子供たちを中心に日本語塾を開いてビジネスを!!」
と考える若い女性が増えているとのことでありました。
本格的な動きとなれば、日韓にまた新しい接点も生まれるのではないか、と私などは期待をしています。
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