プロフィール

愛知淑徳大学
ビジネス学部・研究科
真田 幸光 教授
愛知淑徳大学ビジネス学部 真田幸光 教授
1957年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、東京銀行入行。1998年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所・助教授。2004年4月より現職。
著書に「アジアの国、日本」など多数。また、NHKクローズアップ現代などTV・ラジオ出演、論文・雑誌寄稿、講演をマルチにこなす、現代の辻説法師。
信条は、最小の効果を挙げる為に最大の努力を惜しまぬ人間たれ。

過去のコラム
その他のコンテンツ

 

真田幸光教授の「世相を斬る!」
現代の辻説法師、愛知淑徳大学ビジネス学部教授の切れ味鋭いコラム

日本経済の支え

2009年11月16日
「愛知ブランド」を持つ素晴らしい企業経営者

今週も素晴らしい企業経営者の方とお会いしました。

愛知県を代表する中堅企業の一つで「愛知ブランド」を獲得している企業の一つの経営者の方なのですが、

「大企業が手を付けないニッチの世界で、高付加価値、高利益を獲得することを心掛けている。」

と仰り、安定的な比較競争優位を作るためには、

「品質、コスト、納期の三要素を上手に組み合わせて、顧客に対して、わが社を利用するメリットをきちんと理解してもらうことが一番であり、例えば、安い原材料を購入して、原材料の質が落ちるのであれば、その原材料の質の低下をカバーする技術で顧客満足度を維持する、例えば、価格面で他社と同等の水準にしか調整が出来ない場合には、物流ルートを短縮して納期を短縮、安定化するといった不断の努力が必要となる。」

と仰います。

海外ビジネスへの展望

そして、先週、私がこのコラムで述べましたように、


「資源の少ない、食料自給率の低い日本では、やはり外貨を獲得できる企業が必要となる。
そこで、わが社も将来的には国内部門比率50%、海外部門比率50%の企業を目指して経営を進めていきたい。」

とコメント、その上で、海外ビジネスについては、単なる輸出などばかりではなく、知的財産、ノウハウの移転などに伴う外貨獲得も当然に重要であると考え、

「海外に自社のノウハウそのものを移転、その対価をきちんと払ってくれるところと付き合いたい。
そして、先ずはものづくりは人づくりからといった根幹のしっかりと分かる、わが社ときちんと、そうした価値観が共有できる企業をしっかりと見つけて海外ビジネスを展開していきたい。」

との意向を示されています。
日本経済の支え

こうした明確な方針を前面に示され、具体的な戦略に動かれている(Confidentialityがあり、その具体性をお話できないのが残念です。)こうした企業が日本には存在している、それが日本経済を支える根底な状況のではないでしょうか?

私も是非こうした企業の少しでもお役に立てますことを具体性をもって、行動していきたいと思っています。

注目の企業にインタビュー!