プロフィール

愛知淑徳大学
ビジネス学部・研究科
真田 幸光 教授
愛知淑徳大学ビジネス学部 真田幸光 教授
1957年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、東京銀行入行。1998年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所・助教授。2004年4月より現職。
著書に「アジアの国、日本」など多数。また、NHKクローズアップ現代などTV・ラジオ出演、論文・雑誌寄稿、講演をマルチにこなす、現代の辻説法師。
信条は、最小の効果を挙げる為に最大の努力を惜しまぬ人間たれ。

過去のコラム
その他のコンテンツ

 

真田幸光教授の「世相を斬る!」
現代の辻説法師、愛知淑徳大学ビジネス学部教授の切れ味鋭いコラム

経営改善のポイント

2010年02月08日
人間として不可欠なこと

私は、

「人間というものは、どのような状況にあろうが、常に自らの欠点、弱点を意識して自己改革をしていく努力を続けなくてはならない。

その為の自己研鑽は不可欠である。」

と考えています。

企業にとっての自己研鑽

そしてまた、人間と同じように、企業もまた、景気が低迷期であろうが、好況期であろうが、常に、

「経営改善」

の方向性を模索していく必要があると考えています。

それでは、通常、多くの企業経営者の方々はどのような視点から、

「経営の改善ポイント」

を見出しているのか?を考えて見ます。

経営改善のポイント

私の経験からすると、企業経営者の方々は、例えば、

  1. 収益性を高める事業構造改革
  2. 不採算事業の縮小、撤退
  3. 新規事業創出
  4. 新製品、新サービスの投入
  5. 新規顧客の開拓、新規市場の開拓
  6. 既存顧客の囲い込み強化
  7. 売上高人件費比率の低減
  8. 生産・調達コストの削減
  9. 流通・販売コストの削減
  10. コンプライアンスの強化

といった点を先ず意識、

  • マクロ経済概況
  • 市場環境
  • マーケット・トレンド
  • 主要顧客動向
  • 金融環境

といった視点から、自社の置かれている状況を再認識した上で、

「自社の強みと弱みを再認識」

する、そして、

「自社の強みを伸ばし、自社の弱みを無くす為には、上述の(1)~(10)のどの視点からの経営改善を実行していくことが効果的かを意識、優先順位をつける。

その上で、自社の強みを伸ばす、自社の弱みを無くす為の具体的な対応策を選定する。

そして、その具体策を実行する。」

という大変地道な作業を着実に、そして、丁寧に実行されているものと見ています。

市場の再確認

こうした作業をするに当たってはまた、

「わが社の製品、サービスは一体、誰に、どのような形で評価されて、使われているのか=購入されているのか?また、そうした顧客はどの程度いるのか?どのくらいのサイクルでわが社の製品、サービスを購入してくれるのか?一体、いくらでわが社の製品、サービスを購入してくれるのか?それに対するわが社の生産コスト、サービス提供コストは一体いくら掛かり、結果として、どの程度の利益、利益率を成し遂げるのか?」

といった点を意識、更に、

「その顧客の新しい志向はどのようになっているのか?」

などを感じながら、

「更に付加価値の高い製品、サービスを提供していけるようにすることを心掛けている。」

のではないかと見ています。

丹精込めて

いずれにしても、常に改善をしていく、改善に当たっては、

「丹精込めて」

の姿勢を貫き、顧客の顔を思い浮かべながら改善努力をしていくことが、企業の新たな強さに繋がるのではないかと私は考えています。

皆様方はどのようにご覧になられますか?

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