事メッセージ

2012年6月15日

巧い!

どうもまた榎本です。


先日、役員とマネージャー二人と榎本の4名で
役員行きつけの中華料理屋さんに行きました。


結構皆、お酒がすすみ一人のマネージャーが
麻婆豆腐を注文しました。
しかもマー(山椒)を大増量で・・・


まぁ増量と言っても少し痺れるぐらいだろうと油断をしていたのですが、
びっくりするぐらい痺れました。
近い感覚とすると歯医者さんの麻酔です。
麻酔をされると口の中と唇の感覚がなくなって
上手に喋れなかったり、口を閉じれなかったりしますが
まさにそんな感じになりました。
(学生時代に行ったノットワンハンドレッドを思い出しました。)


・・・と、そこまでお酒が進んでいない時のことです。
皆でビジネスモデルについて議論?をしておりました。
(ビジネスモデルとは企業が利益を出すために作る仕組のことです)


例えば
中国は言わずと知れたコピー大国です。
商品、キャラクター、お店、ブランドどんなものでも規制が
追いつかないほど新しいコピー製品が生まれます。
例えばそこで私がミュージシャンとして「新曲」を発表します。
私の様な凡人ですとまず考えることは
どうやったら真似されないような曲が作れるか?
もしくはデータのコピーが作られないようにするか?を考えます。
(まぁ考えたところで上手い解決策は見つかりませんが)
しかしとあるミュージシャンは新曲発表の時、コピーをお客さんに勧めました。


???コピーされたらCDやダウンロードの販売数が減って
利益が出なくなるのでは???
しかしそのミュージシャン達は最初から媒体販売での利益は
考えていなかったのです。
彼らのモデルはこうでした。
1.新曲発表の時、「コピーを推奨する」という異例の発表をして世間の注目を集める
2.コピーされることにより爆発的に世間に自分たちの音楽が出回る
3.知名度が上がるとコンサートのチケット単価が上昇し動員人数が増える
4.その結果、多大なる利益が生まれる
というモデルでした。


ここから先は私の予測ですが
5.知名度が上がったことにより大手レコード会社との契約に繋がる
6.ミュージシャンたちが新曲を再度発売するときはコピーのことにはふれない
7.大手レコード会社がコピーガード機能を強化する
8.ファンが正規のルートでCD、データを購入する、
さらに知名度があるのでコンサート動員も順調
9.売り上げがさらに伸びミュージシャンたちは安定した将来を手に入れる
まぁこんなに上手く事は進みませんが
環境(文化)を逆手にとった巧いビジネスモデルです。


さらにこんな話もありました。
ご存知の方も多いと思いますが、
ボーカロイドで有名な「初音○ク」のビジネスモデルです。
詳しく書くとお話が終わらなくなってしまうので要約をします。
要は人件費をかけずにファンの心理を上手に利用し商品のサイクルをまわしていく。
(興味があったらインターネットなどで調べてみてください)
運営側(企業)も手間をかけずに売り上げができます。
ファンも購入費用などの金銭はかかりますが心情的に幸福になれます。
本当に巧いビジネスモデルです。(Win-Winの関係です)


どれも紐を解いてしまえば「なぁ~んだ、簡単なことじゃん」と
思うかもしれませんが、初めて考える人間になれないとヒット商品は生まれません。


目の前に在るものを分析、解析して理解することは誰にでもできます。
しかし、何もない「ゼロ」のものから新しいもの「イチ」を生みだすには
それ相応の努力、知識、発想、センスが必要です。
一番大切なのはもちろん「努力」です。


それにしても、いいおじさん(30代~50代の)4人が「初○ミク」という単語を
居酒屋で連呼している様子は、傍から見ると異様ですよね。
(私も第三者なら結構びっくりします)


身近なものに対して「なぜ売れているの?」と考えるのも
結構面白いものです。


なぜ榎本はお腹が出てきたの?
それはビールを飲むからです・・・


ではまた