事メッセージ

2012年9月20日

時代は巡る

こんにちは今日も榎本です。


湿度が低くなり大分過ごし易い季節になりました。
(個人的にはギンギンの真夏が大好きですが)


秋の学校行事と言うと皆様は何を思い出しますか?


文化祭?芸術鑑賞会?
まぁ本命は運動会でしょうか。
(最近は春にもあるようですが)


先日、次男とお風呂に入っている時に次男「今日、保育所の運動会のカケッコ練習でお友達に負けちゃったの、超悔しくて泣いちゃった。
途中で抜かされちゃったの・・・」


私の心「途中で抜かされたってことは、後半の伸びがないのかな?」


というわけで週末に近所の公園へ家族みんなでカケッコの練習に行きました。
(こう見えて中学生の頃、陸上部でした)


まず、次男が負けてしまった原因がわからないので基本のモモ上げを教えて、とりあえず走ってみることにしました。


よ~い、どん!
・・・
!!!!はっ!!!
次男の走る姿を見てすぐに気付きました。


足は綺麗に動いているのですが腕がほぼ固定をされていてかすかに動いているだけでした。
腕が振れていないのです。


そこで
私「手をもっと振って!!」
(子供に腕(うで)と言っても難しいので、あえて「手」と言いました)
と大きな声で言いました。


すると次男は何と、手の平を大きく拡げて手を前に出し手の平を横に振っています。
まさしく「バイバイ」をしているのです。
しかも満面の笑みで。


少し何のことか分からず、沈黙が続きました。


腕を振る=手を振る=バイバイをする・・・


思わず大爆笑をしそうになりましたがここで笑っては次男がヘソを曲げしまうので一旦、走るのを止め、腕の振り方を教えました。


肘を90度に曲げ、こぶしを作り・・・


再度、よ~い、どん!


さっきよりは上手く腕を振れるようになりましたがやはり振り幅が小さいです。


もう一度
私「手を大きく振って!!」


そうすると、さっきより大きなアクションで「バイバイ」をしております・・・


・・・そんなこんなで30分ぐらい練習をして最後に一緒に走ってみることにしました。


スタートとゴールを決め、次男は10メートルぐらい
私は15メートルぐらいの距離です。


よ~い、どん!
5メートルの差があるので私は少々真剣にスタートをしました。
すると、次男は教えた通りに腕を大きく振り走り出したのですが
私の方を見たり、前を見たりきょろきょろしております。


一緒に走っている人が気になってしょうがないようです。
抜かされてしまった原因はまさに、これです。


カケッコの練習でしたが、まさにこれはコミュニケーションの難しさでした。


・気を使った語彙が裏目に出る
・発信者の意図とずれた理解
・先入観


そういえば10数年前に母親とも似たような会話をしました。
PCの操作方法を教えている時です。
(事前にカーソルはマウスを動かすと同じように動くんだよ、と教えました)
私「そこのカーソルを上に上げて」
母:マウスを持ち上げています。


・私の気を使わない語彙
・発信者の意図とずれた理解


「矢印を画面の上方に動かすから、マウスを机の奥に滑らせて」
と、話せば理解ができたかもしれません。


相手の希望を叶えるには、
(早く走りたい、PCの操作を覚えたい・・・)
何を望んでいるかをはじめに考えるのではなくまずは、相手の現状を正しく理解する事から始めるんだ・・・
と教えられて良い経験でした。


私も子供の頃、よく父親とカケッコをしました。
あの頃、父親がどういう気分だったか初めてわかりました。
いいものです。


そして父親に初めて勝ったあの日、私は両手を突き上げ、ガッツポーズをしました。


私もいつの日か、あの日の父親の気持ちがわかる日が来る事を夢見ています。


まぁここしばらく、サウナスーツを着て走り込んでいるので、遠い未来ですが!!!


では、また次回!!!