2024.02.20

活動・取り組み東京都(笹塚・新宿・初台)

防災ツアーに参加してきました

先日(2024年2月16日)、当社グループの安全衛生委員会が主催する防災ツアーに参加してきました。ツアー先は、都心で気軽に防災体験ができる池袋駅から歩いて5分の東京消防庁池袋防災館です。 今回の参加者は、16名。インストラクターが各体験コーナーをツアー方式で2時間ほどかけて案内するリアル体験施設です。今回は【1】火災消火と【2】煙体験、また【3】震度7規模の地震体験と【4】VRカメラでの地震・火災・都市型水害の模擬体験の4つを体験してきました。

●防災ツアー体験記

【1】火災消火体験「本物さながらの炎に向け放水の体験」

・消火体験前にインストラクターより、消火器の種類や操作方法についての詳しい説明があり、火災の種類により消火方法が異なる点を学びました。
・また、キッチンの食用油からの火災については、絶対にやってはいけないこととして、水をかけるとより炎上となることを動画で見せられ、参加者全員、火災消火時の怖さを体験しました。
・その後、消火器を使った火災時の放水訓練を行って、消火器設置場所の確認や慌てずに消火器を扱うなどの消火のコツを学びました。

【2】煙体験「煙の性質を学び煙の中で避難行動する体験」

・次に煙コーナーです。実際の避難体験ができる施設で、煙を逃れながら安全な出口へ移動する体験やハンカチ等で鼻口を押え低い体勢で移動する方法などを学びました。
・また集団で行動する場合は、避難前後に点呼をしっかり行い、仲間が避難したことを確認することも重要であることを知ることができました。

【3】地震体験「地震の揺れを体験」※今回は震度7体験

・この地震体験は、非常に貴重なものでした。今回、東日本大震災と同じ震度7を体験しましたが、やはり身動きが取れないものです。
・地震自体は防ぐことはできませんが、発生時や発生後の行動、また家具などの固定などの減災する方法の必要性を学ぶことができました。

【4】VR災害体験「VR(仮想空間)を活用し地震・火災・水害を体験」

・VRゴーグルを装着し、地震・火災・都市型水害の模擬体験をしました。どの体験も手に取るようなリアルな映像で表現され、まるで実体験しているような被害の景色でした。
・VRは、顔を回すと周辺の状況を見渡すことができ、地震後の景色では、被害の大きさや床に落ちたガラスなどの危険物などの悲惨な状態をこの仮想体験から視ることができました。

●ツアーを終えて・・参加者からのコメント

Aさん:今回の体験を経て、イメージとデモ的ですが地震、火災、水難事故を体感し大きなギャップを感じました。改めて防災への意識を高め大切な家族やスタッフを守れるよう今回の経験を活かせるよう努めてまいります。貴重な体験ありがとうございました。

Bさん:とても良い経験になりました。実際に体験することで万が一の備え、現在の家具の配置など見直すきっかけになりました。TV等で見る被災情報からではわかり得ない、貴重な体験でした。今回の体験で自分の考えは甘かったと思い知りました。もっとたくさんの方に体験してほしいです。

Cさん:今後も身近に起こりうる災害の危険性をできるだけ沢山の方に知っていただく為にも、このような体験ができる機会を積極的に開催していく必要があると思いました。

●主催からのメッセージ!

今回、普段簡単に経験のできない災害想定のツアーならでの、「気づき」があったと思います。改めて自分自身の防災に対する認識改めや、行動・復習等を見直すための良い機会となったと思います。
また会社のみの行動だけではなく、ご家庭でも今回の経験を活かし、日ごろの準備や家族内での共有連携、避難場所の確認や災害伝言ダイヤルの活用方法を行っていただきたいと思います。
今後も当社では、このような体験ツアーを定期的に開催し、社員への防災意識を高めていきたいと思います。

みなさま体験、お疲れ様でした。

 

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