2024.03.04

活動・取り組み福岡県(福岡)

ONSEN WORKでワーケーションを体験しました!

ビッグローブ株式会社「ONSEN WORK 」のサイト内「事例紹介」ページに、昨年行われた地方共創研修についての記事が掲載されたので、ご紹介いたします。
https://workation.biglobe.ne.jp/onsen/case/5420/

2023年6月6日から8日の3日間、ビッグローブ株式会社が提供する「ONSEN WORK」を利用し、当社の新卒社員(入社3年以内の新卒社員)が福岡市の温泉地でのワーケーションを体験しました。地方共創研修と題し、デザイン思考を活かして、「博多旧市街」の観光課題をテーマに福岡市の職員に提案をさせていただきました。

「ONSEN WORK」とは

ビッグローブ株式会社が提供しているサービスで、温泉地での合宿を通して、企業の課題解決をサポートする研修です。また、滞在中のさまざまな手配を一元化してくれるワーケーション型サービスでもあります。

詳細はこちら
https://workation.biglobe.ne.jp/onsen/

今回はこちらのサービスを利用し、当社の社員が研修を行いました。

地方共創研修について

仙台と東京から19名の当社社員が福岡市に集まり、到着後すぐに「ONSEN WORK」がスタートしました。座学では福岡市職員の担当者より観光の現状や現在の課題を教えていただきました。また、デザイン思考の基礎となる感覚を大切に自由に発想し、アイディアを躊躇なく出し合うことを学びました。座学後は今回の課題テーマである博多市街のフィールドワークに出かけました。旧市街にある様々な寺社や商店、街のサービスに触れ、時には出会った方へインタビューを行いながら、何が求められ共感を得られるか、観光課題を探求してきました。

会議室に戻った後は、「自分たちならどうするか」という感覚を出し合いながら、2日間にわたる提案決定までのディスカッションで出たアイディアを書いた付箋の数は、おびただしいものとなりました。そして。付箋に書いたアイディアを互いに行ったり来たりし、試行錯誤しながら、感覚は大切にしつつも「なんとなく」にならないように、プロットタイプを作りこんでいきました。

最終日の発表

最終日には当社、福岡オペレーションセンターへ福岡市職員の担当者も皆さまをお招きし、福岡の観光課題の解決策を1チームずつ4案をプレゼンテーションいたしました。発表はそれぞれのプロトタイプを活かし、寸劇あり、ジオラマ風作画あり、手作りの小物あり、それぞれの思いを乗せた提案をしました。どのチームの提案も「人がまた来たくなる」という旧市街と人々の関りに期待する思いが表現されていました。

福岡市職員の担当者の方より

「日頃聞くことのできない若い方々からの旧市街に対する率直なご意見と受けとめました。今後の事業展開の参考になるものと思います。大変感謝申し上げます。」との総評のお言葉をいただきました。

最後に

様々な拠点や年代の社員を交えたチームで話し合いをおこなえたことはとても刺激になりました。そして1つの目標に向かって、提案を成し遂げたことは、一人ひとりの成長につながる良い機会となったようです。

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