先日、宮城県南三陸町のクロマツの海岸防災林保育地「キューアンドエー未来へつなぐ杜」での保育活動に参加してきました。

第六回目となる今回の保育活動ミッションは、海岸防災林であるクロマツの枝打ち（下枝の切り落とし）とクズの除草作業です。当日は、当社従業員とその家族あわせて約25名が参加。森林保育ボランティアのインストラクターさんから作業内容や安全面について事前説明を受けた後、作業を開始しました。

広い保育エリアを限られた時間で整備するため、参加者は3チームに分かれて作業を実施しました。各チームが連携しながら担当エリアを受け持ち、力を合わせて保育活動を進めました。

枝打ちは、クロマツ一本一本の状態を確認しながら、幹の下部にある不要な枝を丁寧に切り落としていく作業です。慣れない作業に最初は戸惑いながらも、協力しながら取り組みました。

海岸防災林として十分な役割を果たすまでには、まだまだ長い時間がかかります。
それでも、こうした地道な保育活動の積み重ねが、地域の未来を守る力につながっていくと感じています。

今後もこの活動を継続し、地域に必要とされる海岸防災林を、
従業員一丸となって育てていきたいと考えています。

宮城県が進める2011年の大震災で失われた海岸防災林の再生プロジェクト「みやぎグリーンコーストプロジェクト」。キューアンドエーはこのプロジェクトに賛同し、2023年1月より、当社のサテライトセンターがある南三陸町で約0.3haのクロマツの海岸防災林の管理を始め、この地を「キューアンドエー 未来へつなぐ杜」と名付けています。
※第六回目となる今回の保育活動は2025年12月6日に実施した活動です。