Q&A Times
2023.03.16
防災体験学習施設 そなエリア東京に行ってきました!
2023年2月、首都圏の安全衛生委員会のメンバーを中心に、そなエリア東京へ防災体験学習に行ってきました。地震や風水害が起きた場合の安全確保や迅速に対応できる防災知識、一時救命知識を高めることを目的として、2021年に行った本所防災館(東京都墨田区)に次ぐ、体験学習となりました。
そなエリア東京とは
地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設です。他にも被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示や首都直下地震がなぜ起きるのか、いつ、どのような被害想定なのかを紹介するコーナー、地震発生後を生き抜くヒントや備えたいグッズの紹介もあります。また、首都直下地震発生時に緊急災害現地対策本部の候補地となるオペレーションルームも見学することができます。


東京直下72hTOUR体験
はじめに地震発生後 72時間(3日間)の生存力をつける、体験学習ツアー【東京直下72hTOUR】を体験しました。「東京直下72hTOUR」はマグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震の発生から避難までを体験し、タブレット端末を使ってクイズに答えながら生き抜く知恵を学びます。


「自助体験コーナー」「オペレーションルーム見学」
「自助体験コーナー」では防災グッズの展示や工作、模型に触れて、実践的な「備え」を体感しました。「オペレーションルーム見学」は窓から地震発生時の国の拠点となる《緊急災害現地対策本部》を見学できました。
オペレーションルームは映画【シン・ゴジラ】の中でゴジラへの対策本部に見立てて撮影に使われたそうです。実際の撮影場所にみんなで大興奮でした!




参加した当社スタッフの声
■特に印象に残っているのは緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルーム(映画:シン・ゴジラで見た)が圧巻だったこと、また「自助の知恵コーナー」で見た被災者の生の声がとても心に響き、勉強になりました。
■クイズ形式で防災について学び、実際の防災グッズを見ることができたのでこれから準備するための参考になりました。
■地震を想定し72時間生き残れるかというシミュレーションを体験でき、とても臨場感がありました。
最後に
2023年3月11日に東日本大震災12年目を迎えたこともあり、防災について改めて考えることができました。私は東日本大震災の発生時には宮城県仙台市で仕事をしていました。時間が経つほど当時の記憶が薄れ、防災に対する意識も低くなっていることを感じています。いつ、どこで災害が起こるかわからないからこそ、いま、備えておこうと思いました。身が引き締まる体験ができたので、みなさんもお時間があるときに行ってみてはいかがでしょうか。
◇関連リンク
防災体験学習(そなエリア東京):https://www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/
☆本記事は、広報部 阿部が担当いたしました。