2023.12.25

活動・取り組み東京都(笹塚・新宿・初台)

ITジュニア集結!U16プロコン秋葉原大会を応援してきました

当社がITエンジニア人財の育成支援で協賛しているNPO法人 ITジュニア育成交流協会が後援するU16プログラミングコンテスト秋葉原大会が12月初めに開催され、この大会に参加する小学生から中学生までの学生を応援してきました。

〇大会サイトはこちらから:U16 プログラミングコンテスト 秋葉原大会 (u16akihabara.org)

■そもそもU16プログラミングコンテストとは・・

このコンテストは、「パソコン好きの子供たちを褒め称える場を作りたい」というコンセプトから、2011年に北海道旭川から始まり、年々全国に拡がり続け、今日までに13都道府県で行われているコンテストです。

・開催地:北海度、岩手県、東京都、新潟県、山梨県、長野県、愛知県、三重県、和歌山県、山口県、徳島県、愛媛県、福岡県

最大の特徴は、その競技へ参加する学生への支援です。パソコンの得意な子供たちはもちろん、プログラミング未経験者の子供たちでも講習会に参加学習することで、大会に出場できるものとなっています。講習会では、プログラミングを学ぶ学生や高専生といった学生が教えていく、つまり先生でなく、学生の先輩が後輩を教えていくという、あらたな育成リレーションで成り立っていることです。

■コンテストの競技は・・

2023年12月3日の日曜日。この日、東京は快晴に恵まれ、秋葉原にある協賛企業のプレゼンテーションルームでこの大会は行われました。

今回のプロコンは、競技部門と作品部門(自由研究部門)の2部門の競技で、東京に在住する約24名の学生が挑みました。競技や作品プレゼンで約6時間の長丁場でしたが学生の作ったプログラムやプロ顔負けのデジタル作品の出展があり、小さな会場は熱気に溢れていました。

少し部門を紹介しましょう。

・競技部門:各地の大会でおなじみの対戦型ゲームプラットフォーム(CHaser)を使用した競技です。碁盤目のフィールド上に参加者が作成したプログラム同士を戦わせるものです。ホット(H)とコール(C)の駒が、ダイヤモンドの駒を取りながら、点数を争うものです。またダイヤモンドの駒を取るとその駒はブロックとなり、その先は壁になります。この壁に囲まれ、抜け出せず途中でタイムアップになるケースもあります。このように幾つかの設定された条件を基に、それを回避するプログラムを作成し、時間内に多くのダイヤモンドの駒をとった方が勝ちになる競技です。と、言葉では単純なように見えますが、今回は13名の競技参加で、一人ひとり違うプログラムですので、これが観戦をすればするほど、初見者でも非常に面白く、また素人の観戦者にもプログラミングの難しさがわかるゲーム的な要素がある競技で対戦が始まると会場が熱くなっていました。

・作品部門(自由研究部門):パソコンやタブレット、スマートフォンなどデジタルデバイスを使った作品であればなんでも出展可能な自由部門です。当日は、11組の学生が出展作品のプレゼンテーションを行い、審査員が評価しました。出展者には、小学生の学生がいて、大人顔負けに堂々とハキハキ、自身が作ったシューティングゲーム作品を披露していたのが印象的でした。

★結果や当日の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.ajitep.org/news/23u-16.html

■最後に・・東京23区では第1回目の記念大会でした

この大会は、北海道の旭川から始まった大会ですが、ついに2023年に東京23区で初となる大会開催が秋葉原で行われたことです。

この大会最後に、来賓のITジュニア育成交流協会の奥田理事長より、「作品が予期せず動きなどをして悔しい想いやベストが尽くせなかったことも学びの一つです」と、プログラムにトラブルがあった学生にエールをおくると共に「たくさんの人の前で作品を披露することができたことはとても素晴らしいことです。プログラミングはみなさんの強力な武器になってくると思いますので、これからも仲間と楽しんでコツコツと続けていって欲しい」という締めの言葉でこの大会が終了しました。

現代では、子供のころからタブレットやスマートフォンが生活に入ってきており、デジタル社会を動かすプログラミングという技術が身近になっています。このようなコンテストを支える社会や企業の一員になれていることは、非常に価値あることであり、またこれからのITエンジニア人財を育てていく一助になれば嬉しいことでもあります。

これからもキューアンドは、U16プログラミングコンテストに参加するすべての学生たちを応援していきます。

★秋葉原大会は、YouTubeのアーカイブで観戦できます。                
第1回 U16プログラミングコンテスト秋葉原大会 - YouTube


☆本記事は、広報部 H.Tが担当いたしました。

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