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2024.07.04

活動・取り組み宮城県(仙台・南三陸)

【ボランティア活動】第三回「キューアンドエー未来へつなぐ杜」プロジェクト南三陸ツアーに参加してきました

昨年12月の保育(除草)活動に続いて、当社従業員とその家族の参加型ボランティア活動の三回目のツアーが2024年6月22日(土)に開催されました。

■「キューアンドエー未来へつなぐ杜」プロジェクトとは

宮城県が進める2011年の大震災で失われた海岸防災林の再生プロジェクト「みやぎグリーンコーストプロジェクト」。キューアンドエーはこのプロジェクトに賛同し、2023年1月より、当社のサテライトセンターがある南三陸町で約0.3haの海岸防災林の管理を始め、この地を「キューアンドエー 未来へつなぐ杜」と名付けています。

そして、来年秋に宮城県で開催される「全国育樹祭」の記念行事に認定されたプロジェクトでもあります。

■今日のターゲットは、クズ!?

※当日、インストラクターから配布された活動資料。夏場なので虫たちにも要注意でした。

今回も宮城県森林インストラクタ―協会の皆さまの協力を得て、作業に入りました。今回の作業ターゲットは、海岸防災林のクロマツに絡みつくクズの蔓(つる)の除去です。専用の小さなカマで若々しく成長しているクズ蔓をカットして取り除いていきます。

ファミリーで参加した家族の子供たちは、安全のため道具は使わず、地面に落ちた蔓を引っ張り出すことがミッションです。

■防災林に絡みつく蔓(つる)取りスタート!

今回のボランティア活動の参加者は、従業員とその家族の18名でした。到着後、休憩のないまますぐに森林保育ボランティアのインストラクターさんから作業の説明があり、その後、A班、B班、C班の3班に分かれ、約1時間半の作業がスタートしました。

当日は、梅雨に入った日本列島でしたが、宮城県は30度を超える夏日で、全員汗びっしょり。ただ、熱中症に気をつけながら、水分補給と休憩を挟みながらの活動でした。
作業後、あたり一面すっきりとした景色に、参加者たちは充実感と達成感を共有することができました。と同時に、昨年の12月の作業から半年ですが、クズ蔓の成長が早く、地域内のマツにどれほどの蔓が巻き付いていたか、この作業を通じてよ~くわかりました。

■ランチは、恒例のキラキラ丼!!

昼食は、ちょっとした活動のご褒美です。東日本大震災後にオープンし、南三陸町で人気の観光スポットである「駅の道さんさん南三陸」に移動して、昼食を兼ねた休憩時間です。昼食は、地元でとれた海鮮丼。ここではキラキラ丼として有名な品で、どの品も鮮度が高い絶品なランチでした。

■ツアー最後は、地元ワイナリーを見学

ツアー最後の時間は、震災復興の目的で地場産業の活性化のため起業された「南三陸ワイナリー」を見学してきました。南三陸の山の栄養で育ったブドウの皮むきから醸造、ビン詰めまで一貫して手作業で行っているワイン造りの説明を聞いて、改めて地産地消の体現化と地域の活性化に貢献している海のワイナリーがここにありました。ワインを試飲させてもらいましたが、味はきりっとした辛口でとても美味しく最高です。このワイナリーで醸造したワインがネットでも購入できますのでぜひ、ご賞味あれ!

<南三陸ワイナリー>https://www.msr-wine.com/

■今回のボランティア活動に参加した従業員のこえです

・今回で3回目の活動を終えた社員のこえ

『地元・宮城県のために自分にできること』として、会社から機会を頂いたという思いで、何度か参加させていただいております!クロマツの成長を楽しみながら、達成感を感じる保育作業を行い、南三陸の魅力である海の潮風に癒されるという、とても実のある活動と感じています!お昼にご馳走になる海鮮丼は、超!超!超!新鮮!!保育作業の疲れが吹っ飛ぶほど美味しいです!また、他の部署の皆様と交流する機会にもなり、勉強になるお話も伺うことができて、毎回すごく充実し時間を過ごしています。次の機会も楽しみにしております。

・初めてファミリーで参加した社員のこえ

中学生と小学生の子ども二人も一緒で、クロマツに絡まる雑草取りを行いました。インストラクターさんから防災林が自然災害から地域を守る重要な役割を果たしていること、それを守るために日々活動されている方がいる事を学びました。子どもたちも楽しみながら作業し、普段の生活では気づかない自然の大切さを感じているようでした。子供達も「楽しかった」「また来たい」と家族みんなで協力して取り組んだことで達成感も味わい、自然や地域への貢献の意義を再確認しました。貴重な体験ができたので、また参加したいと思います。

■最後に・・・海岸防災林の保育活動を継続して、地域の減災に繋げていきたい

前回(2023年12月)の活動に参加して今回、二回目の参加でしたが、冬場の活動に比べて夏場の蔓の除去作業は虫との闘いでもあり、また暑さとの闘いでもありました。

しかしながら、クロマツは年々成長し、小さな苗木だった頃から今では2メール以上の高さにまで成長してきて、1本1本、逞しさを増してきています。これからも保育のための除草作業は、欠かせない作業であり、協定地での作業はこれからも継続となります。
また今回の活動を通じて、海岸防災林のメンテナンスの重要性をより深く理解できました。
これからも「キューアンドエー未来へつなぐ杜」の取り組みが地域貢献につながるよう、従業員と共に防災林の保育活動を続けていきたいと思います。

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