Q&A Times
2023.10.30
防災の秋!いざという時のために・・・
9月15日(金)、28日(木)に一次救命を学ぶべく全国拠点をオンライン中継してAEDの使い方と心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)の講習会を開催いたしました。当日は株式会社AEDより講師の方をお招きし、わかりやすく教えていただきました。また、使い方のポイントやアドバイスもいただくことができました。
AED講習会について
講師の方からAEDの使い方と一次救命の方法をレクチャーいただき、実際にAEDを使って、
胸骨圧迫を体験しました。
119番通報し、救急車が到着するまで約9分間かかるそうです。※1
その間にAEDを正しく使用すれば50%生存率が上がると言われています。
私たちが知らない情報なども講師の方は教えてくださいました。
※1 参考:令和4年版 救急・救助の現況」の公表 (総務省)
AEDを使った救命の手順紹介
①周囲の確認(道路状況、室内状況など安全な場所を確保)
②意識の確認(肩をたたく、声を掛けるなどして反応を確認)
③呼吸の確認(正常な呼吸があるか確認)
④救助の要請(近くの人に119番通報とAEDの手配を依頼)
⑤胸骨圧迫 (胸の真ん中あたりを「強く」「速く」「絶え間なく」押す)
⑥到着したAEDの電源を入れて、音声ガイドに従って操作




参加したスタッフの声
◆子どもの対応方法が学べてよかった。
◆実際に胸骨圧迫をしてみてかなりの力が必要と実感した。
◆講習会に参加したことで、AEDの設置場所を気にするようになり、
もし救護が必要な場面に遭遇したら積極的に参加しようと思った。
◆AEDに大人用と子供用があるとわかった。
◆2分間の心臓マッサージは予想以上に体力が必要で、とても時間が長く感じた。
◆実際にAEDを操作してみて、操作方法が意外と簡単でした。
AED講習を担当した人事部 矢ヶ部 早さんより感想
昨年より多くのスタッフの皆さまにご参加いただきありがとうございます。講習会をとおしてAEDの必要性、重要性を実感したというお声をたくさんいただきました。今回初めて事務局で講師を担うことにより、より理解度を深めることができました。
次回開催に向けて、よりよい講習会を実施できるようにスムーズな運営に努めてまいります。
また多くの方に関心いただけるように、情報発信をしていきたいと思います。
消防訓練について
9月22日(金)、笹塚本社ビルにて消防訓練を実施しました。
1階給湯室で火災が発生したと想定した訓練です。
昨年までは新型コロナウイルス感染症防止のため、同じビルのテナントの方と一緒に実施できませんでしたが、今年から同じビルにいる皆さんと一緒に行うことができました。
ビルで何かが起こった場合や、災害が発生した場合、避難するのはキューアンドエーのスタッフだけではありません。スタッフへの指示や避難経路の確認、誘導など、その時が来た時にとっさにはなかなかできることではありません。備えておくことはとても大切なことを実感しました。


最後に
AEDという素晴らしい機器があっても、使うべき時に使い方がわからず、何もできなかったら…
知識があっても、いざというときに声を出し、行動できなかったら…
元も子もありません。日ごろから救命や防災についてアンテナを張り、緊急時や災害時に正しい判断と、勇気ある行動ができるよう備えておきましょう。
☆本記事は、広報部 阿部が担当いたしました。